ちくわの気まぐれ妊活ブログ

稽留流産から妊娠・出産を目指して

✳︎手術

手術の当日は指定された通りの時間に病院へ。

全身麻酔になるので母親に付き添ってもらい、車で送迎してもらいました。

 

 

共働きで旦那さんが会社休めなかったり、両親に報告してないためヘルプを頼めなかったり、そういう場合はタクシーを利用することをオススメします。

やっぱり麻酔から目覚めると、気持ち悪くはないけれど、なんとなく身体が変な感じだったので。

 

 

早朝で診察時間外だったのですが、不妊治療で精子提出かな…?と思われる方が何人か受付に来ていました。

 

 

しばらくして診察室に呼ばれて内診。

経膣エコーで心拍停止を再確認→ラミナリア挿入でした。

赤ちゃん見るのつらいかな?と思ったけれど、この時は緊張していたのもあってそんなに悲しくなかった。最後だから、しっかり見てなきゃ、というかんじ。

看護士さんが「エコー…どうしますか?」と気遣って、恐る恐る聞いて下さりました。

ください!と即答。

見るのがつらいから要らない、という気持ちもわかるけれども、私はどんなものでもいいから欲しかったです。

 

 

そしてネットで調べていて、痛い&痛い&痛い、という記事しか出てこなかったラミナリアですが、私は全然痛くなくて…というか、むしろ何も感じないあいだに終わっていました。

もういいですよーって言われて、えっ?もう入ってるんですか?と確認したぐらいです。

何本か入れるようで、先生が次いくねー、次いくねー、と言ってくれるのですが、何も感じず。笑

もしかしたら私が痛みに強い方なのかもしれませんが。その後、ラミナリアが膨らんで子宮口を広げてくれるのですが、特に痛くなかったです。

 

 

それから3時間後くらいに手術になるので一旦自宅に帰りました。

そして指定された時間に痛み止めの座薬を入れて、また病院へ。

 

 

診察時間終了するくらいの時刻だったのですが、なぜか婦人科じゃなくて産科のほうで待たなければならず…しかも妊婦さんがたくさん座ってるソファの後ろの方でコソコソと名前、生年月日、座薬を入れたかの確認をされたのでちょっとしんどかったです。

この病院は産科と婦人科で受付が分かれているタイプなので、不妊治療目的の人に配慮があるんですけどね。肝心の一番つらい時にやめてーって思ってしまいました。。。

 

 

それから別フロアのベッドのある部屋に通され、荷物をまとめて待っててくださいと指示があり30分くらい待ちました。

 

 

どうやら私以外にもう1人手術を受ける方がいるらしく、通路をはさんだ向こう側で同じように待ってる感じ。しばらくしてその人が移動して戻ってくる気配があり、そのあと私が呼ばれました。

 

 

手術室はあらかじめホームページで見ていた通りでした。中にベッドではなく内診台がありました。

下着類をぬいで準備をしつつ、名前と生年月日の確認。

それから内診台にあがったのですが、手術中に身体が動くといけないからといって太ももあたりをバンドで固定され、ちょっとびっくりしました。

点滴の装着をしたところで院長先生がやってきて、これから麻酔をしますからねーと声掛けつつ何本か注射されました。

 

 

ところで私、注射とか点滴、採血がものすごく怖い&嫌いなんですよね。。。数年前、健康診断の血液検査で倒れて以降、ますます苦手に。。。

それで妊婦健診の時とかもなるべく採血してるシーンを見ないように、体をよじりまくりで回避してたのですが、今回はよじるわけにもいかず。

加えて看護士さんが「これは〇〇のお薬です」「これは△△してくれるお薬です」と1つ1つ丁寧に説明しながら注射してくれるので、余計に恐怖心が増し、最後ほとんど泣きそうになってました。打たれ弱いわー。

でも麻酔入れますねってなったときは、さすがになんか胸がいっぱいで、赤ちゃんが安心して天国へいけますように、どうかどうか、先生お願いって思って…思った瞬間、目の前が真っ白に。

 

 

全身麻酔はじめてだったのですが、個人の感想としては、ものすごい泥酔して寝落ちするその刹那、みたいな意識の失い方でした。

寝てるみたいな、でもぐるぐる真っ白な視界が回ってるみたいな変な感じでした。

 

 

たぶん10分くらいで手術自体は終了し、何回か名前を呼ばれて起きたらまだ内診台の上でした。

そのあと先ほどのベッドのある部屋に移動するんですけど、看護士さん2人に支えられながらでも足もとおぼつかずフラフラ。それで貴重品があるから、手術室に荷物を持っていかされていたんですが、持てるわけもなく持ってきてもらい。。。

15分くらいして目の前がぐるぐる回るのが落ち着いてから、旦那さんと母にメールしました。しばらく休んでいて良いとのことだったので横になっていたのですが、寝てはいなかったけど気づいたら1時間半くらい経っていました。なかなか麻酔が効いたみたいです。隣の人は結構はやくに大丈夫ですといって帰っていかれたので、個人差なんでしょうね。

 

 

病院で用意された大人用紙オムツを麻酔中にはかされていたのですが、ぬいでも良いとのことだったので、ゴワゴワするし、ナプキンに交換して帰ることに。

どんな血まみれなんだろう?と怯えつつトイレに行きましたが、全然大丈夫でした。

 

 

それからお会計(19000円ほどでした)を済ませ、痛み止めと抗生剤をもらって帰宅しました。

よく子宮が収縮するお薬をもらうとききますが、渡されませんでした。

座薬が効いたのか、お腹の痛みもなく、麻酔切れたあとの痛みもなく、心配していたことは何もありませんでした。

 

 

赤ちゃんいなくなったんだと思うと辛くもありましたが…